クラゲフラグメント

人生の意味がわかってたまるかと思っていた頃の自分へ

世界線の意図的な乗り換え

aniram-czech.hatenablog.com

 

ちょうど今日、世界観や価値観について長々と書いた挙句に、公開しないことにしてEvernoteへ仕舞い込んだところだった。

実は告白すると、ここ最近チェコ好きさんの記事が好きで、世界にはこんな人もいるんだなあと思って勝手に勇気づけられたり、インターネットの存在に感謝したりしている。ここ数ヶ月で気になっている人ナンバーワンだ。

私が長らく絶対視してしがみついてきた価値観は、ここ2年のうちに優劣のないあまたの価値観のうちのひとつになって、私はその中で任意のものを選んでは試してを繰り返している。また、自分の中でどれだけ削り落としても変わっていない部分を探しては削って、それでもなくならない部分を探してもいる。

世界観や価値観、要するにものの見方や捉え方が変わると、同じ出来事に対しても、反応や受け取るものがまるで違う。たくさんの並行世界線を行ったり来たりして遊んでいる感覚だ。

一度あることを知ると知る前には戻れないように、世界観を「行ったり来たり」すること、つまり、前の価値観に戻ることや前の価値観を高い精度で再現することは、本来できないように思う。ただ、私はいつでも「本当にできないか? そう思い込んでいるだけではないのか?」を問うくせがあり、また知らないことへの新たな扉を開きたいがために、眼鏡をかけかえるように世界観をぴょんぴょん移動することを試みている。