クラゲフラグメント

人生の意味がわかってたまるかと思っていた頃の自分へ

映画の帰り

(久しぶりに書いてみようと思います)

 

映画を観てきた。

ポップコーンよりも、ホットドッグとナチョスが好き。

夕食代わりに観ながら食べようと行ってみたら予想よりも簡素な劇場で、値上げされた飲み物の自動販売機しか見つけられなかった。ペットボトルのお茶を一つ買う。

見終わってフラフラと帰る。

こんなときに食べるのにふさわしいものを探して思いを巡らせる。

ホットドッグ、は、食べたかったけれど、映画はもう終わってしまった。

映画に出てきたデザートでも、と思いながら暗い商店街を通る。

生肉とお酒を買って帰る。

 

 

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このごろは閉鎖的な環境で短い言葉ばかりを重ねてどこへも行けなくなっている。

何か、自分自身とは切り離された場所で、自分とはまったく関係のないことについて、読んだり書いたりしていたい気分。

ここからどこかへ行きたい気持ちと、どこへも行きたくない気持ちとがある。

何かを書いたら変わるだろうか。

ずっと内側に溜め続けた溢れ返るほどのモヤモヤが私の顔を覆い息の根を止めて、新しく生まれ変わらせてくれるだろうか。