クラゲフラグメント

人生の意味がわかってたまるかと思っていた頃の自分へ

あなたは半年前に食べたものでできている

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この本を読みました。

 

人間の体は、本来自分が必要としている栄養素が足りなくなると、必要な栄養素に対する「食欲」というサインを出して、必要な分の摂取を促すそうです。ただ、ストレスを抱えているとそのセンサーがくもってしまい、そのせいで「何か食べたい」という曖昧なサインになってしまって必要な栄養素に行き着くまでに手当たり次第に食べたり、とにかく満腹になってサインが消えるまでドカ食いしたり、してしまうそうです。

また、人間の体はストレスがかかると、かかったストレスと同じぐらい強い刺激で、そのストレスを打ち消そうとするため、ストレスがあると、本当に体が必要としているものではなく、頭が必要としている刺激物ばかり食べたくなってしまうそうです。

自分の体や心の状態がよくないときにわきあがってくる「本能」は、心や体をいい状態にするためのものではなく、あくまで応急処置的に強い刺激を欲しているだけで、長い目で見て必ずしも体のために正しい選択をするわけではないとのこと。

「正しい食欲」のセンサーを取り戻せば、老若男女誰でも健康な体になり、自分が持つ本来の力や能力が発揮できるようになるそうです。

 

痩せるためにはカロリー以上に栄養素のバランスが大切だそうです。「正しい食欲」を取り戻すために、20分程度の汗をかく運動をしてお腹を空かせてから、バランスのいい食事をとるという方法が薦められています。運動は、体の循環をよくして、悪いものを外へ出す働きがあるそうです。また、ストレスを打ち消すための刺激としても有効だそうです。

 

ここからは私の意見ですが、ストレスがかかって刺激がほしくなったときでも、刺激的な食べ物やお酒やその他長期的に考えて自分のためになりにくいものよりも、運動などメリットのある刺激を選択してストレスを解消していくことが大切なのではと思います。

自分のメモとして本の内容を一部書き出しましたが、まだまだ重要なことが書かれているので、興味を持った方は一読をお勧めします。