クラゲフラグメント

人生の意味がわかってたまるかと思っていた頃の自分へ

目標ってややこしい

なんでもややこしく考えているからなのか、目標を立てるのは簡単な作業ではないです。

まず、目標というのは大きく分けて2つある気がします。

1つ目は、ある到達点を目指すもの。記録を出すとか、これをできるようになるとかです。

そしてもう1つは、ある状態を一定期間続けるもの。毎日○○するとか、○○を断つとかです。

この2つはそれぞれ、達成するために使える戦略や陥りやすい失敗点が違います。前者は期間内に達成できるように段階を組むとよいと思われます。目標が低すぎるとダレます。後者は、いかに継続しやすくするか、失敗を防ぐか、という部分に戦略が集中すると思います。続いていても、最後まで気が抜けないし、完璧を求め始めると1回の失敗でなし崩しにダメになってしまいがちな部分が弱点です。より達成が難しいのは何かを継続していくほうです(少なくとも私の場合は)。

そして、今週の目標や今月の目標などを立てるときに思うのは、1つの分野に対してだけ立てても(私には)不十分なのではないか、ということです。

ある分野での目標を達成するために他の分野を著しくないがしろにしては意味がないし、他の分野についてもできれば現状維持、もしくはもっと伸ばしていきたい。そう考えると、「今日の目標」ならともかく、もう少し長期的な目標ではいくつかの分野について立てるのが望ましいように思えます。

ただ、目標は立てっぱなしではもったいない、せっかくなら具体的な計画とともに、達成の可能性がある目標を立てたいと考えるようになります。そして、他の目標との兼ね合いも考えて、さらにどの目標をどのくらい優先するのかも考慮したうえで、と考えていくと、どれも計画を立てながらすりあわせが必要になってくるので、作業についつい時間やエネルギーがかかってしまうというわけです。

ちなみに特に真面目な人だと、目標が多すぎるとストレスにもなりそうで、そのへんの調整も必要かなと思います。

そんなわけで、目標とは立てるのはなかなか一筋縄ではいかない作業のように思えます。