クラゲフラグメント

人生の意味がわかってたまるかと思っていた頃の自分へ

ただの散文

本を買った。

私の価値観がひっくり返っても本屋が好きなのは、たぶん自分になかった新しいアイデアを知ることが好きだからかなあと考えた。

自分の考えがあやふやなときは誰かの持論を読んで叩き台にするのが、1つの方法だ。そうすると、この部分は賛成だなあ、この部分は反対だ、なぜなら、というように、自分の持論を形作っていきやすい。誰かのブログなどネット上の読み物でもいいのだけれど、本のほうが断然手軽に感じる。

本を買って手元に置いておくと、何度も読み返せるのが便利だ。本の内容を忘れてもまた読めるのがいい。物があるだけでリマインダーの効果をすることもあるし、読み返すことで以前読んだときに思ったことをうっすらと思い出すこともできる。本は忘れてしまいそうな新たな仮説も留め置いてくれる。

自分の中身がモヤモヤしてきたので、本を買った。2冊のつもりが3冊。もしかしてストレスを解消したいがための買い物だったんじゃないかとも少し思ったけれど。

まあいいや。