クラゲフラグメント

人生の意味がわかってたまるかと思っていた頃の自分へ

社会的つながり

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子供のころから交友関係は狭く、むしろ多くのつながりはどれもは煩わしいもので、一人でいるほうが好きだった(と少なくとも思っていた)ので、人間には友達などの社会的・友愛的つながりを必要とする種類とそうでない種類とがいるのだと信じていた。

ただ、ここしばらくの経験によって、自分も自分以外の他人がいなくてはどうやら調子を崩しやすいこと、それから、どうやら今までの自分の「他人観」もしくは「人間観」というものは、たまたま間違った学習の結果を多分に含んでいて、自分にとってよい作用はもたらさないものなのではないかということに行き当たった。

だからといってすべての人間に親密なつながりが必要だと言い切りはしないけれど、他人との交流から何か元気のようなものをもらうという経験は私にとっても不可能なことではなかったし、経験したことのないもの、知らないものを知るというのは大変面白いことであるので、おすすめしたいなあなんて考える。おすすめすると言って、何をどうすればそうなるのか自分でも分からないのだけれど。

そういえば「人間は社会的動物だ」なんて言葉があったかしらと調べたら、アリストテレスによる「人間はポリス的動物だ」という言葉が正しく、しかもその意味は人間が社会で生活する生き物だ、という意味ではないらしい。残念、使えなかった。