クラゲフラグメント

人生の意味がわかってたまるかと思っていた頃の自分へ

健康と美容のはざまで(69日目・未明②)

 

10lights.hatenablog.com


 これを書いたところですが、続けて。

「fitness」という言い方を見つけたら少しすっきりしたので忘れていたのですが、健康と美容の境目って難しいです。

(特に日本だと)最低限これはやっとくべきだろ、いやそこまでやらなくても、みたいなものが多くてですね、それをやらないと健康が阻害されるのか、社会的に阻害されるのか、ある種のスタートラインに立ちたいのか、みたいなところがあるわけです。

具体的に言うと、例えば、洗顔後の化粧水と乳液。保湿。これってお化粧をする人やある程度年齢を重ねた方だとまったくやっていないって方はめずらしい気がするし、これをやらないと肌が乾燥して調子が悪くなる(=健康が阻害される)のでは……とも思います。

しかし、うわさに聞くところによると、アメリカやヨーロッパ(おおざっぱにくくる)では化粧水というものはあまり使わないとか。

ズボラ女子に朗報?!「化粧水はつけなくてもいい」という説 - NAVER まとめ

こんなまとめもありました。もちろんクリームやなんかで保湿はしているのでしょうが……(私は留学中は顔・体・髪すべてニベアクリームひとつで済ませていました)。

まとめにもありますが、そもそも科学的には化粧水は使わなくてよいという考え方もあるそうで。保湿はしても、化粧水は必須ではない世界もあるわけで、アメリカやヨーロッパ(おおざっぱ)は日本と気候が違うという点も考慮に入れたいですが、そうするとそのへんよりも高温多湿な日本でそんなに保湿って大事なの? とも思ってしまいます。(ちなみに留学から帰ってきたときには、日本の湿気の中にいると空気に優しく包まれているようで悪くないなと思いました……。)

 

まあ、化粧水論争はほんの一例なんですが、結局、どこまでが人が生きるための最低ラインで、どこが文化的生活の最低限で、どこからが自分のルーティーンで、どこからが個人の趣味(やりたいときにやる)なのかという線引きがとっさにできなくて、別にいちいちゲンミツに規則づけたりしなくてもいいんですが、どうも私はそれだと混沌としてしまって何が何だか分からなくなって気持ち悪くなってしまうので、見分けていきたいのです。

fitnessもそうなんですが、美容ってやりつづけないとあまり効果が得られなくて、それがやっかいです。効果を効果的に得るためには、計画的にやっていく必要があって、やっかいです。また、本当は必要がないかもしれないことをぼーっと続けていると、やめようとしたときに効果がもったいなくなったり、今やめていいのか分からなくなったりして、本当にやっかいです。だからこそ、少なくとも私は今の自分にとってどのグループにあてはまるものなのか見分けていきたいと思っています。

 

たとえばネイル。

爪を磨く。ベースコートを塗る。マニキュアとトップコートを塗る。

これで言うと、たぶん、今の自分として、爪を磨いた状態にしておくところまでは「基本的にいつも(もちろんできないときはいい)」だなと思います。でも、ベースコートを塗るときれいになって気分がいいので、きっと、塗らない自分でいたいとき以外はよく塗ると思います。マニキュアなどでおしゃれをするのは、気が向いたときだけにします。

それから、毛の処理だとか、お化粧だとか、リップケアだとか、脚のマッサージだとか、顔のマッサージだとか、そのへん全部、健康なのか美容なのか、美容ならこの国で少し生きやすくするために妥協したらいい点なのか自分の趣味でやりたいことなのか、自分の趣味なら計画的に続けたいことなのか突発的にやるだけでいいことなのか、見極めていきたいです。